火星の月の下で

日記がわり。

◇減少する国際結婚

「こんなに減少?日本人の男女別、国際結婚相手国ランキング」
(ps://www.multilingirl.com/2017/12/japanese-international-marriage-ranking.html)先月末からいろんなところがニュウスとして取り上げていたけど、どこをソースにしようかと思って迷っていたら日にちが過ぎてしまった。
とりあえず、データとしていろいろ載っているのでこのあたりを参考にさせてもらう。
率ではなく数を取り上げているので「婚姻対象層の絶対数が減っているだけ」だとは思うのだけど、それを考えても少し減りすぎかな?
この減っている、ということに対しての価値判断はひとまず保留するとして、邦人男性の相手国1位2位がそれぞれ支、比、てのが興味深い。
もっとも華紙によると(華紙、韓紙は原則としてリンクを貼りたくないので省略するが)華人との婚姻数は適齢期人口減少分をはるかに上回るペースで減っているらしい。
対象国を絞るとかなり納得のできるところで、邦人の側から見ても、華人の側から見ても、現実が反映しすぎてしまってて、もうそういう対象としては見れなくなってきているということだろう、経済的にも社会文化という点でも。
「国際結婚はさらに減少。日本人男性の結婚が鍵に?」
(ps://allabout.co.jp/gm/gc/474248/)
もうひとつ、AllAboutの記事から。
これを見てみようと思ったのは2017年のデータが載っていたからだけど、ここが少し気になったから。

日本を訪れる外国人観光客の数は、2017年に2,869万人となり、前年比19.3%増で、過去最高をまた更新しました。
(中略)
これだけ外国人の数が増えていると、日本の人との出会いも多くなっているのでは? と思いきや、国際結婚の婚姻数は、実は2006年から減少し続けているのです。

この恋愛脳に口があんぐり、だったので。(笑)
国際結婚って、中にはそういう恋愛結婚もあるだろうし、メディア等ではそういう少数派を取り上げることも多いだろうけど、数として圧倒的に多いのは「お見合いツアー」もしくはその類型、延長だと思うぞ。(^_^;
出会いの多い都市部とともに、パートナー候補が極端に少ない地方の方にもそこそこの数がある、というのとも合致するし。
そういう買春ツアーみたいなのを褒めそやす気は毛頭ないけど、相手国が日本より経済的に下位にある国が多かった、というのを忘れてはいけないと思う。
出会いを経てからの対等な恋愛結婚であれば、経済格差が開いている地域との結婚は考えにくく、それを恋愛だと言い張るのなら別の要素を隠しているか気付いていないかだろう。
この現象をどう見るか、というのはけっこう難しい、というか時間が経つと大きく変わってしまいそうなので今回は書かないけど、かつてあれほどあった国際結婚をあまり聞かなくなっている、という現象のメモとして記録しておこう。