火星の月の下で

日記がわり。

◎ドイツ4強!・・・そのとき有力紙は?

前に書いた通り、負けたらもう言及しないつもりだけど、独、蘭が勝ってくれているので少しだけ書いておく。
まず、試合直後、3大紙のウェブはどう伝えたか。
FAZフランクフルター・アルゲマイネ紙):ドイツが勝って準決勝へ!
ドイツ代表は90分のタフな戦いの後、準決勝へ駒を進めた。
ディ・ヴェルト:ひゃっほぅぅぅ!ドイツが準決勝進出だぜぇい!
ノイアーが最後まで勝利を守り続けた。レーヴのチームがフランスを1-0で退けた。
南ドイツ新聞フンメルスがインフルエンザを乗り越え、このゲームでMOMになった。
・・・3大紙の一面はこんな感じ。
リンク先は一面なので、時間が経つと変わるだろうけど、心なしか、南ドイツ新聞が一番熱かったような印象。これは一番多く選手を出しているバイエルンミュンヘンのお膝元だからかな。
対してFAZは冷静というか淡々としているというか、良く言えば品格を感じる、別の言い方だとニュースの一つとしてのみ見ている、といったところか。
そして、我らがビルト。(笑)
ビルトフンメルスがヘディングで決めた!メルシー(フランス語)マッツ(フンメルス)!お前は俺たちの宝だ!
・・・浮かれすぎ。さすがはドイツの大スポ(東スポ)と言われるだけのことはあるな。
フンメルスの彼女を引っ張り出してきて、かなりきわどいことを書いてるんだが・・・。
それと試合を見ながらここのサイトもチェックしてたんだけど、フンメルスが前半13分頃にゴールを決めると、その2〜3分後に、どうやって決まったかというパスとヘディングの流れが絵入りで説明された記事が出てきて、かなりビビッた。
ゴールシーンの再現と解説なので、事前に用意されていたのではなくて、瞬時にイラスト担当と文担当者が書いた、ということなんだろう。人物のイラストは事前に用意してあったものかも知れないが。
このあたり、サッカーに対する国民の興味の度合いが日本とは全然違う感じであるな。
この早さ、速報性にはちょっと驚かされた。
その後、ノイアーがスーパーセーヴを連発するたびに、フランス側の攻撃をはじくノイアーが絵入りで解説されてたりして、なかなかドイツの大衆紙はがんばってくれているようですわい。
しかしだからと言って日本のマスコミが、ドイツの新聞として紹介するのならやはりFAZからするべきだと思うよ。
高級紙ならなおさらそういう姿勢で臨むべき。