火星の月の下で

日記がわり。

◎「魔」がつくとクソアニメ

秋口からまた『魔弾の王と戦姫』とかっていうラノベ原作のアニメが始まるらしいが、タイトルに「魔」が入るとどれもこれもとんでもないクソアニメの様な錯覚に陥るようになってしまった。
もちろんこの原作は読んだこともないし知らないので、この作品について言っているわけじゃないんだが、題名からの連想という点でね。
なんでこんなに「魔」がサブカルの中で大流行してしまったんだろ。
つきつめていくとクリスト教圏じゃないため、なんとなくアウトローでかっこいい、ダアクよりで人物描写に深みが出せる(と思い込む)、その結果の粗製濫造で、加えてSFのような専門的知識があまりいらず、いいとこゲームで使われている用語がわかればいい、という敷居の低さなんかも影響しているのだろう。
もう「魔法」「魔王」「魔術」「魔女」「魔少女」「悪魔」「妖魔」その他いろいろ、とにかくもう「魔」がつくだけでつまんねー安物のイメージがわしの中にできつある。
もちろん「魔」がついてても名作ってのがないわけではないけど、圧倒的多数の「魔」のつくクソアニメ、クソノベルが多すぎるので、「魔」がつくとバカ作品、というレッテル張りがかなり容易になりつつある。
本当の魔術研究、哲学史や思想史の中での研究ってのはけっこう敷居が高くて、そう簡単にほいほい使っていい単語じゃねーんだけどなぁ。。。
日本語といいとこ英語くらいしか読めない連中に言っても仕方のないことではあるが。