火星の月の下で

日記がわり。

フランツ・クロンマーのオーボエ四重奏曲

ようつべにて、Franz Krommer作曲、Oboe Quartetを鑑賞。
ようつべ経由なんでリンクは貼らないけど、ようつべのおかげでこういうなかなか聞く機会のない曲が聴けるようになったのは嬉しい限り。
そもそもCDが出ているのかどうかさえ知らなかったしね。
オーボエ四重奏曲というと、あのモーツァルトヘ長調K370があまりに有名なので、なかなか検索かけて調べても佳曲にたどり着けるまでの距離が遠い。
そんなわけで感想というより、データ的なものをほんの少しだけ残しておく。万一消されるときのこともあるしね。
クロンマーのオーボエ四重奏曲は2曲あって、ハ長調ヘ長調を主調とする。
オーボエ四重奏曲第1番ハ長調
3楽章構成。Allegro、Adagio、Rondo。
なんといっても第2楽章の詩情あふれるメロディが素晴らしく、聞き惚れてしまう。
軽快な第3楽章も魅力的。
オーボエ四重奏曲第2番ヘ長調
3楽章構成。Allegro、Menuetto、Rondo。こちらも同じく3楽章構成だが第2楽章がそれほど遅いわけではなく、長調ということもあり、明るい楽想とオーボエの陽気な音色が弾むようにかけまわり、実に快適。
第3楽章の中程に短調の副主題がひそんでいて、これが作品の奥行きをグッと深めてくれる印象だった。
やはりオーボエは弦と実によくあうね、と思わされた曲だった。