火星の月の下で

日記がわり。

○日本、南アフリカに奇跡の勝利

第7回ラグビーワールドカップ
日本が南アに34-32で勝利。
試合会場のイングランド放送席でも連呼していたが、私自身も「unbelievable」の一語につきる。
信じられない気持ち、同時にラグビーの国際大会を見ていて、1968年、オールブラックスジュニアに勝利して以来の衝撃的勝利。
ラグビーは野球やサッカーに比べて番狂わせが著しく起こりにくいスポーツ、球技である。
現在の世界のトップ3、ニュー・ジーランド、オーストラリア、南アフリカの3国はもうまさに別格の強さで、これにイングランド、フランス、ウェールズの第2グループがついていく感じなのだけど、トップ3が大リーガー、第2グループがAAAくらいの力の開きを感じる。
日本はさらにそのもっと下。リトルリーグか高校野球の県予選ベスト4くらいのところだ。
アジアでは上位に来るけど、豪州、NZ抜きのオセアニアのチームとの対戦でももう歯が立たなくなるし、何より過去の大会でわずかに1勝したのみ。
常識的に考えて、今回の対戦相手、南ア、スコットランドにはまず大敗して、サモア、米国のどちらかに僅差で持ち込めればひょっとしたら、という程度の予測だったし「たぶん全敗だろう」と思っていた。すみませんでした。(^_^;
誇張でもなんでもなく、ラグビーテストマッチの歴史に残る衝撃的番狂わせだったと思う。
あまりの驚き、喜びとで、ちょっと冷静な書き込みができないが、とにかくコーフンしている。
次がスコットランド戦。
常識的にはここにも大敗、といったところだろうけど、今日のプレーを見ていたら、ひょっとしたら、という気になってくる。
さすがに奇跡は二度も続けて起きないと思うけど、僅差の勝負になってくれれば、とも思う。
南アフリカより下と言っても、日本から見ればスコットランドもはるか雲の上の存在である。
南アに勝った日本は当然いつも以上に研究されるだろうし、厳しい戦いになるとは思うけれど、どうか良い勝負をしてほしい。
勝った選手の皆さん、おめでとう、そして我々長年のラグビーファンに夢と喜びを与えてくれた。心から「ありがとう」を言いたい。