火星の月の下で

日記がわり。

◇性的反革命

「セックスが日本経済を破壊する?」(p://jp.sputniknews.com/japan/20160206/1564988.html)

日本ではここ数年、性的反革命とも言うべきものが生じている。
日本の若者達が、もはやデートもせず結婚もしないばかりか、セックスも欲しなくなっているというのだ。
この現象は「独身症候群」と呼ばれ、社会学者らは、すでに数年前から指摘してきた。

・・・という文章で始まるこの調査。
全文を引用したくなってしまうが、なかなかよくできていると思う。
むろん、若干、視点のズレも感じなくはない。
それはロシア人と言えどもクリスト教文化圏の、契約社会の人間なので、経済的価値観だけで人間関係を決められない非合理な東洋感覚を軽視しすぎている、という点。
とはいえ、現代日本ではその東洋的非合理もかなり薄らいでいるので、的中率はかなりのものだと思う。
さらに都市部限定ではあるけれど、togetterでみかけたこのまとめ。
現代日本社会に合わなくなった「結婚」というシステム」(togetter:935344)
これもなかなかおもしろい分析で、見合い結婚がほぼ消滅していたる都市部の日本では、このマッチングとその破綻、というのはなかなか慧眼ではなかろうか、と思う。