火星の月の下で

日記がわり。

○少子化問題と家庭問題

ウワサの保護者会第32回「恋愛しない子どもたち原因は親にアリ!?」(PDF)
非婚化については、一に経済、二にフェミニズムの拡大、が原因だと思ってた。
よくフランスの例を挙げて、女性の就業率が上がると出生率が上がった、ということを取り上げて、日本でもそれを推進しよう、なんていうことを言う人がたまにいるけど、婚外子と婚姻子の数がほぼ同じフランスと比べるのは「木を見て森を見ずの典型」だと思ってたが、ここの特集というかレポートを読むと、家庭問題、あるいは核家族化の方にもそうとう問題があるな、と思わせてくれる。
ただワタクシは核家族化の方に賛成ではあるが。
読んでいて思ったのは、この母親の子どもだったら結婚したくなくなるよなぁ、と思ってしまったこと。
「結婚がめんどくさい」という声が多く載っているし確かにそういう心理が主流だろうとは思うけど、ある程度おとなになると結婚のリスクについて気付くようになる。
もちろん世間にはごまんとカップルがいるので、成功体験を歌う人も多いだろうけど、見合いをつぶして恋愛結婚を主軸にする文化背景を作ってしまったのであれば、成功体験が100%でないと、結婚への誘導要因にはならないのではないか。
これも上に書いたフランスの例と同じく「木を見て森を見ず」の流れになっていると思う。
ともかく、当事者を呼んでの記事だったので、かなり面白かった。