火星の月の下で

日記がわり。

▽名称を「少子化促進法案」にしろ

社会保障・税一体改革関連法案・・・通称消費税増税、だけど、もっと適切な名称があるのではなかろうか。
少子化促進法案、もしくは、結婚出産防止法案、とでもするべきじゃないかね?
こう思ったのも、この前「住民税を納めてきた」と書いたところ、「住民税」のキーワードでワンサカひっかかってて、なにごとか、と思ったら、扶養控除廃止がらみで、巷は怨嗟の声が上がっていたようだったからである。
私は生涯非婚を決めていて、必然的に扶養家族とかがないため、最初ちょっとピンとこなかったんだけど、いろいろリンク先とか掲示板とかを読んでいくと、なんかすごいことになっているらしい。
匿名掲示板経由なんでリンク先とかは書かないけど、それ以外のところでもけっこう見たので、巷の声、と解釈してもそうはずれてはいないだろう。
これを見て最初に浮かんだ感情は「結婚しなくてよかった」「こどもをつくらなくてよかった」だった。
別に他人に非婚を勧める気もないし、したいと思っている人は幸福な結婚をしてほしいと思ってるし、最近はほとんどなくなったけど、披露宴とかにお呼ばれしたときは、出来る限りお祝いもした。非婚というのは、あくまで私個人の事情なので。
しかし、非婚の私でさえ最初にこんな感情がわいてきたくらいだから、世間的には「これじゃ結婚できない」「こどもなんかとても作れない」という感覚はもっと強かったんじゃなかろうか。
そして今回の増税法案である。
一番影響を受けるのは、こどもがまだ幼い家庭だろうし「少子化促進法案」に見えてしまうのは仕方ないだろう。
とにかく消費は極力控えて、婚姻、出産も極力控えて、という感情の背中後押し法案なのは間違いなかろう。
デフレ下に増税すれば税収が減る、といったマクロ的感覚だけでなく、庶民的感覚でも「こどもは作らない」「結婚しない」という空気が「消費しない」という空気と一緒になってくるように思う。