火星の月の下で

日記がわり。

将棋フォーカスに都成新四段が登場

日曜日、いろいろと忙しくて外出していたため、将棋フォーカスとNHK杯を録画でようやく視聴。
この日のゲストは都成新四段。
ホスト役の中村太地六段と小学生名人戦の決勝で対局し優勝したこと、奨励会員時代に新人王戦で史上初の「奨励会員の優勝」を達成したこと、谷川十七世の唯一の弟子であること、などは知っていたが、十七世に棋譜を送って通信で指導してもらっていた、というのは初めて聞いた。
十七世の弟子になるときのいきさつ、特に誕生日が一月十七日(阪神大震災が起こった日、年は違うが)であることが書かれていたこと、なんかは谷川九段の著書にもあったので知っていたが、棋譜の指導をこんなにこまめにしていたとは驚き。
谷川九段の弟弟子、井上九段も優秀な弟子を3人も育てているが、十七世(こう書いてるけど、もちろん十七世名人を名乗るのは引退後)も親身に育成していたようで、この指導に熱がこもるのは若松門下の特徴かも知れない。
そもそも藤内八段が引退後弟子育成に力を注いだのも、師匠としての義務感というより阪田三吉の系譜を残したいという意思が強くあったから、というのは良く知られているが、その熱意、情熱なんかが孫弟子の代になってもしっかり受け継がれているのだろう。
ともかく都成四段にはがんばってほしい。
早く新聞紙面で順位戦棋譜が見たいもの。期待してますよん。