火星の月の下で

日記がわり。

名画で聞くErlkönig

Erlkönig - Franz Schubert
もう5年も前のアップみたいだけど、絵画の切り取りが良い感じなのと、フィッシャー・ディスカウの素晴らしい声と合わせて、記録しておく。
だいたいようつべに上がっているクラシック曲の動画というのは、演奏家だったり風景写真だったり肖像画だったりするのだが、ときどきこういう凝ったものが上がってて嬉しい。
凝った、と言ってもあくまで演奏家の動画に比べて、という程度だけど。
Franz Schubert: Erlkönig
こちらは影絵芝居。
物語と演奏家をそれぞれ影絵芝居にしてからませていて、これも良いできだと思う。
日本語で「魔王」と訳されてしまうことの多い『Erlkönig』だが、以前少し書いたように、これは「Elfenkönig」のことで、語彙に即するのならむしろ「妖精王」の方が近いのだが、こうすると音楽的にはオベロンの方を連想してしまうので、どっちもなかなか難しい。
ただ少なくともサブカル連中が連想するかもしれない「悪魔の王」みたいなニュアンスでないことだけは確かなのだが。
Der Erlkönig - Johann Wolfgang von Goethe
こちらはシューベルトではなく、ゲーテのバラッドを朗読したもの。
Der Erlkönig (animation)
これはイメージ動画、みたいな感じかな。
Der Erlkönig
これもゲーテ準拠の方。こういうのも良いね。