火星の月の下で

日記がわり。

○新約聖書は面白いよ

新約聖書を勧める人の誘い文句がすごく上手くて読みたくなってしまう人続出「その発想はなかった」」(togetter:1057003)

友達に「キリストが自分の言ってること周りの誰にも理解されなくて四六時中ブチ切れてて死ぬほど面白いから読んでみて!!!」と聖書を勧められました。宗教の勧誘だとしたら上手過ぎるな

そういう観点というか、入門もありだよな。
実際、宗教心とか抜きにして物語として読むと、新約だって旧約とは違う味わいがあって面白い。
信者でもない私が新約を面白い、と感じ始めたのも、だいたいこういったささいなつまらない理由というか、きっかけからだった。
一応過去の日記では「史的イエスに対する関心がどうのこうの」と書いてはいるけど。(^_^;
信仰としてではなく、物語として読む。
それは仏典やアヴェスターなんかでも同様で、物語としての面白さは間違いなくある。
きっかけではなかったと思うが、私は、イエスの布教期間が著しく短くて、1年前後、長く見る人でも3年程度しか活動していない、というあたりに面白さを感じた。この人とは感じ方がかなり違うけど。
実際、マルコとルカ(ルカの代わりにマタイでも可)、そして使徒行伝の3つを読むだけで、この宗教が誰によって広まっていったのか、みたいなことが暗示されていて面白かったのだ。
信者とか布教者の人に知られると、頭から湯気出して叱られそうだけど。
ただヨハネはちょっと抹香くさくて受付けにくかったかな。あれが一番信仰の書っぽいんだけどね。