火星の月の下で

日記がわり。

△独の新たな右翼「帝国市民」

「ドイツが警戒、極右の「帝国市民」運動とは?」
(p://www.afpbb.com/articles/-/3115728)

また今日のドイツを米国の植民地とみなし、1919年に公布されたワイマール憲法(Weimar Constitution)や現在のポーランド領内の広い範囲まで含む国境線が今も有効とする主張もある。

第一次世界大戦の結果に対する不満、という点からは心情的に理解できなくもないが、あくまでも「心情的に」。
日本にしてもそうだけど既に国際条約が結ばれてしまっているので仕方がない。
第二次世界大戦の結果にしても大半はそうなのだが、一方的な国境線の変更についてはやや疑念があったりもするし、国際法学的に疑わしいところを感じていたりはする。
だが、ナチの継承、後継、再来等を謳った段階で全てそれらは水泡に帰す。
東方国境、及びエルザス・ロートリンゲンに関しては、歴史的に見た場合、削り取られるのがはたしていかがなものか、という気はするので、そこに特化していったならば若干の共感はあったりもしたのだが。
ドイツの右翼はナチを出すことなく政治主張ができるかどうか、が鍵だと思うんだけどなぁ・・・。
ただし記事を読む限りでは、意思統一のされた政体、政党ではなさそうなので、単なる違法集団の域を出ないのだろうけども。