火星の月の下で

日記がわり。

サイレント映画

昨日に引き続き、80年以上昔のサイレント映画、およびトーキー初期の映画をつらつら見ていたんだけど、良い時代になったもんだと痛感。
昔は、というかまだ家庭用ビデオが普及してなかった昭和40年代くらいの頃だが、20世紀初頭のサイレント映画なんてテレビの洋画劇場とかではまずやってくれないし、名画座にかかることも極めてまれ。
じゃあどうやって見るかというと、大使館や領事館が主催する〇〇映画祭(〇〇には国名、時代、思潮、などが入る)を気長に待つか、文化センターとかがやってる外国映画祭なんかを丹念にチェックするくらいしかなく、しかもネットとかない時代なので、そういった情報はタウン誌だけではカバーできず、常日頃から領事館や文化センターに登録したりコネをつけたりしていないといけなかった。
値段は安かったけど、それを見つけてくるまでが一苦労だったのだ。
それが今では2000円以下、著作権が切れてるのなんか500円くらいで鑑賞できる。
しかも店頭になくても、Amaz〇n等で一発で見つけられる。
もうちょっとこの「良い時代」を堪能するために長生きしたいものであるな。