火星の月の下で

日記がわり。

黎明期の混乱

2chやニコ動全盛期を「おおらかで平和で優しくて良かった」と言う人間を心の底から信用しない→殺伐とした思い出を振り返る皆さん」(togetter:1635265)
民生化直後のインターネットにそういう雰囲気がなくもなかったかな、と思い出したのだけど、あの頃はまだネット上での討論なんて不可能だった、というのを思い出して、議論ができるようになってからは、やはり最初期からネットの底辺は荒れてたよな、と改めて実感。
ネット初期という場合、Win95以前、というのが私の大まかな感覚だけど、それでもネットマナー云々に関しては「2バイト文字が使えなかった時代」でもう一つ線がひけると思う。
そんなネット太古代の頃はひとまず置くとして「2chやニコ動全盛期」というのはたぶん、00年代あたりのことをさすと思われるけど、正直一番ネットマナーが狂ってた時代なのではないか、という気が少し。
2ch創始者にして元代表者が、今どういう発言をしているか、というのを見れば、当時のことを知らない人でも当時の空気みたいなのはわかるんじゃないかな。

あと、思い出補正という点について。
これを持ち出されると、「おまえの中ではそうかもしれんな」という、日本橋ヨヲコさんの絵を使った有名なパロディ画を連想してしまったりするけど、個人的な思い出の範囲なら(そうことわってほしいけど)そうなんだね、という気がかろうじてしなくもない。
「懐かしい」という感情ならたいてい同意できるんだけどね、良いにつけ悪いにつけ。

なんにせよ黎明期っていうのは、英雄時代と下剋上+戦国時代が同時に展開していることが多いので、ネットだけがその例外ってことはありません、ということかな。