火星の月の下で

日記がわり。

林葉直子が危険らしい

林葉直子 重度の肝硬変を告白、死の淵に「もうダメ」
あんまりこういうニュウスを将棋タグにしてしまうのもどうかと思ったけど、かつてのめちゃくちゃ強かった時代を知っている者としては、記録資料の意味もこめてリンクして残しておく。リンク先は新聞なので、いつまで残ってるかは不明だが。
現状のことについては詳しく知らないのでコメントは控えめにしておく。悲惨な結末にならないことを祈るのみである。
蛸嶋さんや関根さんの活躍で始まった女流棋戦。
数年経ってとんでもない中学生が現われる。
その福岡の中学生、林葉直子は女流タイトルを総ナメにして長らくこれを保持。
当時、女子の棋力は奨励会級位者レベルと比べても劣るかのように言われ、実際奨励会に入会できる女子すらほとんどいなかった。(皆無というわけではなかったが)
林葉さんが奨励会ではなく女流棋戦の方に現われたのも、そんな時代だったからかもしれない。
女性で初めての奨励会突破四段棋士になるのではないか?・・・という声もあった。
今にして思うと、あの中学生の時に奨励会を受験していればひょっとしたら女流ではない女性プロ第一号になったのかも知れない。
今、里見さんをはじめとして、まだまだ数は少ないけれど奨励会で男性と同じ条件で昇級を続ける女性も出てきた。
それが誰になるかまではわからないけれど、私の生きているうちに女性棋士が見られるかも知れない、という時代になりつつある。林葉さんは早すぎたのだろう、それ故のいろいろな障害なのかも知れない。
あの中原名人との不倫騒動は、ほんとにショックだった。
もし全盛期の林葉さんが里見さんと対局していたら、どっちが勝ったであろうか。
そんなことをふと考えてしまう。