火星の月の下で

日記がわり。

野球への熱

毎年少しずつ野球に興味がなくなっていく。
ここでいう野球というのは、観戦する立場としての野球。
既に何度か書いたと思うけど「昔と比べて」興味がうすれていくのであって、野球そのものが視野から消えることはなかった。たぶんこれからもそうだろう。
しかし、ひいきチームが勝って喜び、負けて悔しがる、という感覚が毎年うすれているのは自覚できる。
現在の興味が「情報」としての興味に限られてきつつある、という感覚なのだ。
正直なところ、野球の結果で一喜一憂している連中が(かつて自分もその中にいたのだけど)とんでもなくバカに見えてしまう。
特に近年、地球規模で言うと野球人気は少数派である、と認識されるにしたがってその傾向が強い。
もっともかといって、世界最大の人気スポーツであるサッカーなんてのは野球以上に興味がないので、世界情報からこの気分になっているわけではないのだが。
好きなスポーツは昔から、ラグビー、野球、駅伝、だったけど、この中で野球への熱の減少がはなはだしい。
プロ野球がいまやすっかりスポーツではなくなってしまっている、というのが最大の理由かな。
昔は庶民の観戦するスポーツ、という立ち位置がはっきりあったのだけどね。

特に今年は、トップリーグの日程が後ろに下がったこともあって、一層野球への興味がうすれてしまった。
去年、中止になったことで、甲子園大会なんてのもそんなに楽しみにしているわけではない、というのがわかってしまった。
甲子園大会なんか、もう中止すればいいのに、とさえ思ってしまう。
やっぱりあれって、子供を食い物にしてるよなぁ。

プロ野球の方も、最近はノイズにしか感じなくなっている。
資本の多寡で勝敗が見えるってのがつまらんものだ、というのは野球において特に実感する。