火星の月の下で

日記がわり。

あらためて知る、マスゴミのひどさ

松山英樹の偉業と「マスコミ問題」 英メディアが指摘、好調の一因は「日本の報道陣の少なさ」」
(ps://news.livedoor.com/lite/article_detail/20014673/)
幸いなことにゴルフはまったく興味がなく、定年まで勤めていたところでも「ゴルフ接待」「ゴルフで親睦を図る」という文化、風習がなかったため、まったくやらないし知らなかったけど、さすがにこれを見ると、あらためて日本マスコミのひどさを痛感してしまう。

「このマスターズだけは、日本のメディアの方もすごく来てくれる。
『囲み取材』というのは苦手ですし、大勢に囲まれるというのがすごく苦手なので。
そこで去年からコロナになって、人数も少なくなっているというところでは、すごく自分的には楽になっています」

プロスポーツの選手なので、言い方は穏やかだけど、そのはしばしに、いかに日本のマスコミがスポーツ選手に害をなしているかがあらためて伝わってくる。

当事者でなくても、例えば高校スポーツや、将棋棋士なんかにおける専門誌ではない一般紙の取材なんかを画面ごしに見ていると「ひでーな」と思うことがしばしば。
見てていちばん不快なのは、該当スポーツ、ジャンル(将棋とか小説とか)にまったく知識も興味もない記者が芸能ゴシップ感覚でインタヴューしていること。
プライベートをしつこく聞いたり、好きな異性のタイプを聞いたり、家族関係に言及したり、そういうのも見ていてすこぶる不快である。

プロ選手は報道関係とケンカするわけにはいかない、という点を、まるで弱みでも握ったかのごとく無遠慮に聞いてくる、あの卑しさ。
前々からそうだろうとは思ってたけど、やっぱりなぁ、という感覚でありますな。