火星の月の下で

日記がわり。

トリクルダウン理論の終焉

日経「バイデン氏、対中国「21世紀勝ち抜く」 初の議会演説」
(ps://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN28EV60Y1A420C2000000/)
この中に面白いのがあって、

今後の経済政策運営で明確にしたのは、増税と歳出増を同時に進め、経済に強く関わる「大きな政府」への傾斜で成長をめざす路線だ。
富める者が富めば貧しい層にも自然に恩恵がこぼれ落ちるという「トリクルダウン理論は機能しなかった」と断じ、トランプ前政権の減税路線を否定した。

さらっと書いてるけど、要するに「トリクルダウン理論は機能しない、間違っていた」というところ。
多分に政治的意味合いも大きいけど、皮膚感覚的に皆わかってたことだよなぁ。
こうした流れができるためには、上の富裕層が消費しなければいけないのに、富裕層に限ってため込む、あるいは株に投資して下に金が回らない仕組みを作っている。
そういうことは日常的に目撃し、聞いていたので、そりゃ機能するわけねーわな、と言う感覚だった。

さて、それでは次の方針はどうなるのか。
いろいろあるだろうけど、ともかくこの現在のウィルス禍を抑え込まん事にはどうにもならんかね。