火星の月の下で

日記がわり。

「パソコン通信」死語化の判断

キーパンチャーパソコン通信、BBS、MD…死語化したと判断し国語辞典から削除へ」
(ps://srad.jp/story/21/10/31/1712232/)
国語辞典から削除されるからと言って、その言葉がなかったことになるわけではないけど、こういうニュウスを見ると寂しいね。
パソコン通信に接したのは30代の後半。
もう学生時代からかなり経ってて、身も心もおっさんになっていた頃、あの「草の根」掲示板でのやりとりを見て、青春が戻ったかのような気持ちになった。
アニメや漫画や特撮なんかを、堂々と語り合える、そんな場。
むろんそれ以外にもあったけど、自分の所属している社会では、そういった話題を出せない状況下で十数年を経ていただけに、新鮮なものがあった。
そういうのが発散できていないわけではなかったけど、年2~3回のコミケでしかできなかったのだ。

といった風に、いろいろ思い出してしまうのだが、最初「草の根」の存在を知らず、Macやモトロラ系の改造機を使ってインターネットの大海に出ていた身としては、通常とは逆の進行、つまりインターネットを体験してから草の根に入ってきたので、そのあたりの感慨も強かった。1990年代前半のことである。
その後、X68とNET-Cockの導入で、どっぷり首までつかっていった。
90年代の後半は、もう家ではこれしかやってない、というくらいにはまってた。

そんな思い出もあるだけに、寂しく感じてしまうニュウスでありました。