火星の月の下で

日記がわり。

30年経っても全然変わらん

「なぜIT職は首都圏に一極集中するのか【6割が一都三県在住】」(togetter:1830546)

これ、わかりやすい図が載ってたので、つげったよりリンク。
PCが今後の業務の柱になる、と言われてた90年代初頭くらいから、この一極集中、まったく変わってねーんだよな。
通常の産業なら人口に比例するのでさほど違和感ないのだけど、デジタル、通信と言った後の時代にIT産業に含まれるようになる分野だと、産業水準として頭角を現した頃から、
「一極集中解消の切り札」
「地方での開業が増えて適度に資本が分散する」
なんて言われてたのよ、いや、まじで。

ところが何年たっても一極集中はやまないし、むしろ他の産業よりもひどい状況になっている。
これについてもいろいろ分析はあって、地方だと結局「知の集積」ができておらず、その方面に進むノウハウが最初から欠落している、というあたりが、割と納得できる回答だった。
でも、米、独、とかはうまく行ってる。
こういうところに、民間レベルにまで知の集積ができるようになっているのか否か、というのが可視化されているのではなかろうか。
地方都市ほどこういうのをがんばらなきゃいけないんだけどね。
情報産業ってのは具体的なイメージがわかないから、そっちへのアンテナが働かないんだよな。