火星の月の下で

日記がわり。

論点が少しずつ広がってきた

痛ましい元首相の暗殺事件から3日。
悲劇ではあったが、いろいろと暴かれてきているようにも思える。
その中で、興味を引いたのが次の二点。

1.あぶりだし。
事件直後、すぐさま各党が表明を出して、
「何があろうとも、暴力テロは許されないし、やっちゃいけないこと」
が、だいたい一致したところで、かつて暴力革命を信条としていたあのK産党党首までが、暴力を否定していた。
ところが、何人かその意図を理解していない、空気の読めない連中がいて、
「自業自得だ」
「あいつが作った政治があいつを殺した」
とか事件直後に言ってしまうどうしようもないのが何人かいて、政党所属の奴は、党、もしくは党首から叱正されていた。
上がってくる名前は、ネットウォッチャーならだいたい知っている名前で
「こいつならこう言うだろうな」
と思う面々ばかりだったけど、世間一般に衆知するのは良い機会だったのではなかろうか。

2.背後の宗教団体。
今後盛り上がりそうな気配を見せているのがこれで、既に団体の名前は公表されつつあるが、一応ここでは伏せておく。
(たぶんないと思うけど、公式発表じゃないので誤報の可能性もわずかに残っているため)
各地から起こる、献金によって家族が破綻していくさま、あるいはこの団体が過去にやった合同結婚式
後者については、前世紀末、オウム事件の頃に平行して話題になり、某有名歌手が参加していたことでも話題になったので、40代以上にとってはなじみのある名前。
そして、献金問題。
オウム事件の時の家庭崩壊も主因としてあった問題で、新興宗教の危うさを体現していた。
感想としては、こっちの問題もつきつめていって、こういった日本に害をなすカルトは縮めて言ってほしい。
本音は消し去ってほしいけど、現実には無理だろうから、それならせめて、縮小させてほしい。
そのためには情報の開示がたいせつですな。
広く日本国民に、こういう団体がある、ということをしっかり教えることが大切。
義務教育の範囲で教えていってほしいと思うが、さすがにそこまでは無理かな。
宗教政党が与党の一翼を担っている現在だとね。
それゆえ、岡山で宗教政党の応援を拒否して当選した方の戦略と思想は、全国に広まってほしい、とも思う。