火星の月の下で

日記がわり。

柏木、三か月

久しぶりに笑わせてもらったヤンジャンの『かぐや様』。
ストーリィの進行は眞妃、渚、翼の恋愛模様の週末、だったんだが、最後にとんでもない爆弾が用意されてた。
一応、翼とくっついた渚が、眞妃の顔を立てつつも、めでたく交際継続、という展開だったんだけど、最後にきて
「三か月です」
と翼の祖父である田沼医師に宣告されたところで、終了。

いや、今まで渚の妊娠はかなり予告されていて、
・かぐやの恋愛相談に乗る時、既に肉体関係まで行ってることが渚自身の口から暗示されていた。
・翼の祖父から、血筋的に代々十代を妊娠させてきた。
という2点が明示されていたし、翼と渚の交際が、既にそういうところにまで行ってるという暗示はいたるところに出ていた。
だから読者的には「おお、ついに」だったり、「ああ、やっぱり」だったりしたわけだが、こうも直接的な場面描写があると、やっぱり笑ってしまうわけですよ。
赤面して目を回している渚、大喜びの翼、白目になって泣いている眞妃と、三者三様のコミカルな絵も用意されてて、深刻な展開のはずなのに、なぜかコミカルに仕上がっている。
クソフェミがこれにいちゃもんつけにこないでほしいけど、学園ラブコメとしては、すげー面白かったです。