火星の月の下で

日記がわり。

◎絶対少年 第6話

どうも、キャラ絵さえ萌え絵にしときゃ、どんな実験的なことでも大目に見てもらえる、とばかりに、やりたい放題の感がしなくもなかったのですが、なんとなくテーマみたいなものが見えてきましたかね。
とは言っても、被膜の存在、っていうのは、薄くなると境界が曖昧になる、というよりは、異質なものが過剰にあふれてくるような印象があったんですが、この作品の中で語られる被膜というのは、浸透膜や薄膜のようなものとは違って、色の濃いカーテンのような感じなのでしょうか。
ただ、電波や機械の電気系統なんかに影響を与える「物理的異常」と「結界と俗(くにぶり)」を分かつ土俗的異常とが一緒に出て来ているみたいで(表現手法としては理解できるのですが)どうも少しなじめない感じはしますね。
土俗的異常の表現として徹底できないのは、登場人物の絶対数が、それを表現するにはちょっと不足している、っていうこととも関係しているのかもしれませんが。
ともあれ、今回現れなかったワッくんですが、約束が果たされなくて、被膜が薄くなっている(・・・と歩には感じられていた)とするなら、この物理的異常の側面が、どうもしっくりこなかったりするわけなのです。
もっとも、民俗学の方でも、古来より語り継がれる神異天変などが、その時代その時代の最新の流行に影響を与えつつ改良が加えられていく、というのも、けっこう取り上げられているので、そんなに目くじら立てるほどのことでもないのですがね。あくまで、私の感じた感覚、ってことで。
あと、潮音とタクのカップル見てて、なんとなく、おねティの漂介+楓ペア連想してしまったんだけど(水場が近くにある田舎が舞台だし、女の方が熱心だったり)このすれ違いっぷりは、正反対で、おもろかったです。
あと深山姉妹、ポーズひとつひとつ、っていうかすべての仕草がエロっぽすぎです。・・・嬉しいけど。(笑)