火星の月の下で

日記がわり。

3強時代?

ちょっと書く事ないので、将棋について最近いくつか感じたことを記録。
名人戦で森内が、棋聖戦で佐藤(康)がそれぞれ挑戦者羽生を降して防衛。そして、現在王位戦では、羽生王位に対して、挑戦者・佐藤(康)が挑み、現在2勝2敗。
どうやら現在、この3人による3強時代、となっているような感じである。
森内が羽生の挑戦を退けるまで、タイトル戦で羽生の挑戦を1度でも跳ね返したことがあるのは、谷川(王将戦王位戦)と藤井(竜王戦)だけだったのが、ここにきて、森内、佐藤(康)が相次いで挑戦者としての羽生を退けた。
かつての羽生は、挑戦権を取ると、ほとんど(上記の二人以外は)タイトルを奪取してて、95年の六冠から翌年の七冠、そして去年くらいまで「羽生時代」と言ってもいいくらいの強さを誇っていたのが、ここにきて、森内と佐藤(康)が追いついてきているような感じになってきている。羽生が弱くなってきたわけではないことは、A級を勝ち上がり名人戦の挑戦権を得たことや、敗れたとはいえ、当然のように棋聖戦の挑戦権もとったことなどから想像がつく。やはり、森内、佐藤(康)が強くなってきているんだろう。
しかし、竜王戦では、この3人は早くも敗れ、渡辺竜王への挑戦は、木村か三浦、ということになっている。うーむ、3強、とまで言ってしまうのは、実際のところは早計なのかもしれない。でも、傍目から見ている分には、十分3強時代、っていう感じなんですがね。