火星の月の下で

日記がわり。

カスピ海ヨーグルト

近所の百貨店・食料品売り場にカスピ海ヨーグルトが入ってたので、購入して食べてみた。
まず第1印象は、酸味がほとんどない、ということ。
ラベルの宣伝文章を見ると、あまり酸味がなく、とろりとして・・・とか書いてあるんだけど、あまりではなく、ほとんど酸味がありません。(笑)
とろり、とした食感、というのも特徴的で、普通のヨーグルトよりとろり感は強く、かといって口内でベタつくような感じでもなく、かなり食べやすい感じ。
カスピ海ヨーグルトは、10年以上前から、噂には聞いていて、普通のヨーグルトとはかなり違う、という口コミ情報やら、持ち込んだ京大の学者が商品化を拒否しているため、なかなか一般の口に入りにくいとか、かなり興味はあったのだが、実際に口にする機械が長らく無かった。
たしかに一般のヨーグルトとは、かなり印象が違うように思った。
酸味がほとんどないので、普通のヨーグルトのように砂糖を入れる必要はまずなさそうだが、味がかなり無味に近い。
味わいはうすくほんのりとあるので、無味、というわけではないけど、一言でいうなら、あんまり味らしい味がない、といったところか。
我々のような、中高年にはすごく食べやすいのだが、はたして若い人には、この酸味がほとんどなく、あんまり味のしないヨーグルトは、ひょっとしたら受け入れにくいかもしれない。
まぁ、現地では長寿食品らしいから、どっちかっていうと年寄りのための食品で、若い連中が試す必要性も少ないんだろうけど、もう少し広がってくれないと、値段が下がらないような気もするので、少し複雑な気分だ。(笑)
誤解のないように書いておきますが、味がうすい、というのは直接的な味覚で、まろやかさとか食感はかなり良い感じで存在するので、うまい、まずい、の観点で言えば、間違いなくうまい部類です。・・・まぁ、主観によって変わってくるかもしれんけど。
問題は値段かなぁ。
普通のブルガリアヨーグルトの倍近く、ドイツヨーグルトよりも5割増しくらいの価格で、正直毎日食べられる値段じゃない、ってのがネックかもしれない。
というわけで、もう少し暑くなってきたら、自家発酵も試みてみるつもり。