火星の月の下で

日記がわり。

消滅の危機にある少数民族言語

支那少数民族64言語が消滅危機
まだニュウスを読んだだけなんで、とりあえずのメモだけ。
新聞のサイトなんで、消えるかもしれないため、一部引用しておく。
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> 中国国内では現在、56民族が129の言語を使用しているとされるが、
>中国語の標準語の普及で半数近くの少数民族言語が後世に継承されていないことになる。
>研究結果によると、消滅の危機にある64言語のうち、21言語が最も危機的状況の「すでに消滅寸前」に分類される。
>孫研究員らが最近出版した「中国の言語」(商務印書館)によると、
>中国南部貴州省などに住む少数民族、ムーラオ族の言語を今も話すのは2人だけで、いずれも80歳以上。
雲南省ミャンマー国境付近に住むアチャン族や黒竜江省に住むホジェン族、チベット自治区南東部に住むロッパ族の一部言語の使用人口は、いずれも100人以下に減少しているという。
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一番驚いたのが、阿昌(アチャン)語。
だってこの言語、大学書林刊『東南アジア大陸の言語』第7章少数民族の言語として、11番目に取り上げられている言語なんだぜ。
その冒頭部分だけ引用してみる。
・・・・・・以下引用・・・・・
アチャン(阿昌)語は、アツィ(ザイワー)語、マル(ローンウォー)語、ラシ(ラチックウォー)語とともに、チベットビルマ語族ビルマ語派に属する言語の一つである。アチャン語の使用範囲は・・・(出しにくい漢字が続くので略)・・・・ビルマではマインターとも呼ばれる。
・・・・・・・・・引用終わり・・・・・・・・
以下、音韻、造語法、文法等が4ページにわたって簡単に紹介されている。
つまり概要だけではあるけど、日本語でも一部読めるのだ。
そんな言語が消滅の危機に立たされている、という恐怖。
以前、支那に生息する貴重な淡水棲イルカ、ヨウスコウカワイルカが絶滅させられたときにも感じたけど、まったく支那ってのはとんでもない文化破壊者だね。
(追記)
なにげなくサーチしてたら、昨年8月にヨウスコウカワイルカ発見の報があったらしい。
したがって、現時点ではまだ絶滅とは断定できないけど・・・生息していたとしても、2桁いないんじゃないか、と思えるし、何より発見者が支那人ていうあたりに、なにか政治的な、あるいは作為的なものも感じるので、ほぼ絶滅だろうけど、まだ確実に断定はできない、程度にしておこう。