火星の月の下で

日記がわり。

○第二外国語

第二外国語については、大昔少し書いたような気がするんだが、どんなだったのか忘れたので、重複、矛盾するかもしれんけど、今の気持ち、ということで少し書いてみる。
もちろん、大学での第二外国語、というのであれば、外国語の種類ではなく、教員の質、及び単位の取りやすさが重要なのだが、ここでは一応その点を無視して、「英語の次の外国語として何が学習効果があるか」について少し。というのも、次のようなまとめ記事を見たからである。(^_^;
第二外国語はどれを選べば正解だったのか
一応ドイツ語は中学に入る前から独学でやってたので、世間一般の人とはやや感性が違うかもしれんけど、ドイツ語、ラテン語はむしろ簡単な部類。
この中で、名詞の性別がどうとか書いてる人がいるんだが、名詞の性別、動詞の活用なんかが苦しいっていうのはむしろ入門級で、初級水準で一番イラッとくるのって、分離前綴と非分離前綴のところじゃないかな。
大昔、大学院入試のお手伝いをしていた頃、学生諸君の声としては、この分離・非分離前綴のところが一番ややこしい、という声が多かった気がするので。
名詞性、動詞の活用、なんかは、西半球の言語にはたいていあると思うし。
難しい方で言うと、やはり声調言語だと思うけど、そういうのは支那語以外、たぶん開講されていないと思うし、そもそも教育システムが整っていないと思われるので、支那語以外の声調言語は抜きにして考える。
すると、国連用語、準公用語、といった幅で、と言うことになるけど、主観だと、
1.アラビア語
2.スペイン語
3.支那語
4.ロシア語
5.フランス語
6.インドネシア語
・・・ではないかと思う。
まず、ドイツ語、イタリア語、北欧諸語の適応地は、だいたい英語で事足りる。
逆にアラビア語スペイン語地域は、英語では事足らない、もしくは細かな部分が必要になってきやすい局面がある、という点で優先度が高いと思う。
支那語もだいたい英語で事足りることが多いと思われるけど、適用範囲が近年広がっていることを考えると、それに次ぐかな、と。
ロシア語とフランス語(アフリカ諸地域)は、局地的だけど、それに次ぐ広さで、そしてインド洋地域におけるインドネシア語も、ということで。
特に貿易とかの水準でみると、アラビア語スペイン語の重要性はけっこう高いのではなかろうか。