火星の月の下で

日記がわり。

▽氷室冴子さん、死去

ラノベ黎明期の作家、氷室冴子さんが亡くなられたそうだ。
時事通信の報道より。
上記の報道文章では、『ジャパネスク』があげられているが、ラノベ的にはなんといっても『クララ白書』の人でしょう。
マリみては、この『クララ白書』の延長上にあったし、今日の百合小説ブームの、ある意味元祖的存在。
クララ白書』自身も戦前から続く吉屋信子らの少女小説の伝統の上に咲いた百合の花だったが、今日への影響を持続させた、という点では、元祖と言っていいと思う。