火星の月の下で

日記がわり。

▽マジで辞退してほしい野球とサッカーの北京五輪

サッカー、特にJリーグはそれほど興味もないし好きでもないけど、団体競技プロスポーツとして一応連記しておく。
五輪野球候補の追加メンバーが発表されて、各チーム、頭を痛めてるようだけど、単に今年のペナントレースの行方に作用するってだけじゃなく、球団の人的財産が損なわれる可能性が出てきた。
北京なんぞに行って、変な病気にかかって、選手生命を絶たれたら、いったい誰が責任をとってくれるんだ。星野か?JOCか?プロはそれで生活してるんだ。
現在の候補選手の中には、順調に行けばあと5年は日本プロ野球の看板をしょえる人材がゴロゴロいる。
おそらく、MLBに行っても通用しそうな選手もいるし、たぶん何人かはMLBに行くだろう。
こんなことを書くのも、陸上とか水泳とかの個人スポーツ、あるいはアマの団体競技なんかは、タテマエは個人責任だし、残酷な言い方だけど、行って罹患すれば本人の責任、危機管理がなってない、情報摂取を怠った等、自己責任にかえってくるわけで、同情はしても、それ以上の感情は起こらない。
実際には、五輪へ行くクラスの選手だと半分プロみたいなものだし、人生設計もそれにかかってくるのだろうし、上からの命令を断りづらいというのはプロと大差ないだろうけど、一応危険を感じての辞退は道義的にも許されるし可能だろう。
もちろん団体競技のプロ選手でも制度的には可能だろうけど、現実にはアマの選手より格段に難度の壁が高いでしょう。雇用主(球団)に自分の技量(選手としての能力)として派遣(五輪)命令が下れば、そう簡単に断れるものではない。
団体競技なので異常を早期発見しやすい、陸上や水泳と違って、競技中に異常が認められれば中断が可能等、いろいろとメリットはあるものの、それでも相当心配である。
今は野球、サッカーのプロ選手が全員無事に帰国してくれることを祈るのみである。