火星の月の下で

日記がわり。

▽守口市、財政破綻寸前

守口市累積赤字39億円 07年度決算
>実質赤字比率は13・57%で、早期健全化基準(11・84%)を上回った。
>「市債発行を抑えるべきだ」と議会から批判が出て、退職手当債14億円を発行しなかったことが響いた。
>下水道などの全会計を合わせた連結実質赤字比率も23・18%と早期健全化基準(16・84%)を上回った。
国民健康保険国保)会計の累積赤字約37億円が大きかった。
>市の試算では、このままの財政運営では08年度は「イエローカード」に当たる早期健全化団体で、09年度には再生団体に転落する。
>赤字は膨らみ続け、11年度に普通会計で約91億円、連結で約142億円に達するという。

大阪府守口市、人口14万6千人のこの町で、この状況。
次の財政再建団体は、市レベルなら大阪府内の市だろう、問題はどこか、と思っていたが、守口が有力な候補になってきたようだ。
現時点ですぐに、ということではないので、泉州の方の危険地帯が先かも知れないが・・・。
守口の産業というと、松下電器の系列、松下電池くらいしか知らないが、どうなんだろ。
とにかく、貧乏沿線として有名な京阪沿線なので、カルト宗教、貧民窟、福祉利権の巣、というのは容易に想像がつくところだが。
懸念材料としては、仮に破綻したとして、このあたりは夕張なんかと違って市境なんか事実上存在しない密集地域だから、そういった赤字の元凶みたいなのがサーッと周辺の市に流れ込んで、連鎖破綻を引き起こしかねない、というところだな。
個人的には、泉州の諸市か、東大阪が先だと思ってたので、守口というのは少し意外。まぁ、市のトップが正直だった、というレベルにしかすぎなかったのかもしれないが。