火星の月の下で

日記がわり。

▽年に2回の法事の席で・・・

親類がうちの家を宿がわりにしての法事集会、というかなんというか、みたいなのをやってるんだが、そこででてきた話。
法事とは全然関係ない話なんだが、ともかく、遠来の年寄りが多いこともあって、次から次へと出てくる「後期高齢者医療」への怨嗟の声。
ともかく、完全に生活破綻してしまってたり、破綻一歩寸前だったりで、もう聞いててシャレにならんというか、自分の将来を見ているようというか、やりきれん気持になる。
別段贅沢をしているわけでもなく、むしろ爪に火をともすがごとき節制生活をしてなんとか生きている、というのに対して、もう容赦のない引き剥がし、という感じである。
足腰立たずに病院暮らし、ホーム暮らしだったりするのが、もう入院費を払えないで自宅へ戻って餓死するのを待つしかないような話とか、75過ぎて夫婦共倒れになりそうとか、ともかく悲惨な話が次から次へと出てくる。
まさに天下の悪法として後世に伝えられるだろう、という感じ。
もうすぐ75になる親類なんかも、生活が成り立たない、というかそもそも食費が出るかどうかもわからん状態になる可能性が高くて、「こんなとこに来てる場合じゃないんだが」という話をしてくれる者もいた。
悪政が国民を殺す、なんかそういうのを目の当たりに見ている感じである。