火星の月の下で

日記がわり。

△老人達と話してみて思ったこと

ネットづけになっていると、もう世間は反・寒流、反・民主、一色な気分になるが、今回の法事で実際に老人達と話をしていると、それほどでもないことがわかる。
うちの法事にくる連中は地方の老人達とはいえ、旧制時代に大学とか高校(現在の大学に相当)とかを出てたり、帝大(旧帝大の新制ではなくまさに帝大時代)のOBなんかもいて、足腰もしっかりしている連中が多い。つまり、選挙には確実に行くし、地域のオピニオンリーダーになっている連中である。
そういった面々から「安部じゃダメだ」「今度は自民が勝つだろうけど、お手並み拝見かな」っていう雰囲気をかなり感じる。
次は自民が勝つだろうという分析はできているか、決してそれに乗っているわけではない。
今回の法事では、関東東北からが多くて、さすがに前回民主支持の居城だった地域だけはあるなと思ったが、この傾向は今年の春、全国からきていたときもそれほど大差がない。
年寄りのインテリには反自民が多い。すっかりそれがからだにしみついてしまっている。
そして同時にテレビをよく見て、新聞をすみずみまで読んでいる。
一昔前なら、元気なおじいちゃん、おばあちゃん、だったんだろうが、昨今の捏造・偏向報道に対しては免疫があまりない。
新聞をしっかり読んでいるのは、ボケ防止にかなり効果がある、というのを実感させられることがあるので、そのこと自体は良いんだが、読んでいるのが、読売とか朝日とかだとすこぶる心配になってくる。
70代、80代、90代にしては、ネットなんかもよく使っているが、我々が使っているような使い方ではないので、信頼度は新聞の方が格段に高いようだ。
だから、現在の憲政史上類を見ないこのミンスの悪政をただすのに「もう十分だろう」と思ってはいけない。
選挙のときまでしっかり言い続けることが大事なんだと思う。