火星の月の下で

日記がわり。

▽再び単棲時代

結婚相談会:男女の出会いはぐくむ会、親の悩みに対応

参加する若者以上に反応したのが親。参加者や案内を見た親から「うちの子をなんとかしたい」と相談が寄せられるようになった。「大学の研究者の娘は30歳をとっくに過ぎたのに結婚できない。出会いもないが何より本人にその気がない」といった不安や悩み。「40歳の息子がまだ結婚しない。育て方が間違っていたのか」と自分を責めて涙ぐむ親。相談はこれまでに60件以上もあったという。

間違っていたんでしょう。(^_^;
どういう親か、どういう息子、娘かわかんないので、邪推の域を出ないけど「かわいいお嫁さん」「高収入のお婿さん」以外はダメ、みたいな囲い込み教育やってたんじゃないかなぁ。
思うに、子の数(兄弟姉妹)が少なくなると、親の手元に残しておきたい、外に出すのならエリートでないとダメ・・・みたいな心理が強くなるんじゃないかな。
結果、若いうちには誰も選べなくなる、若いうちに選ばないと自身の価値も減少する、ということに気づかないまま、戻れない位置に来てしまう。
これって、間接的な「単棲」の強要なんだけど、親はそのことに気づいていない。
以前書いた矢板勉の「単棲時代」。
この歌が出てきた時代は、個人の「単棲」だったけど、今の「単棲」は社会から、家庭から強要されてしまう「単棲」。
システム化してしまった「単棲」だと思う。
しかしまぁ、これまた何度か書いてきたけど、それでいいんじゃないかなぁ、という気も少しだけしている。
だって今の世の中、結婚してる方が悲劇だとしか思えないからね。
むしろ、「結婚しない方が幸せ」ということに早く気づくべきじゃないだろうか。
加えて、単棲時代の生き方、ということも確立していく時が来ているような気がするが、老齢になると、収入手段がなくなるんだよなぁ、あたり前っちゃあたり前なんだけど。
さらに、「単棲」の方がまだまし、な局面もあって、老いた両親を抱えた「単棲」・・・というのもありえるわけだ。