火星の月の下で

日記がわり。

▽仕掛けてるのは誰?

次期ロシア正教会総主教のネット人気投票、日本人大主教がダントツ1位に痛いニュースさん経由。
イリーナ・ハカマダのことも少しだけ載ってた。
敗戦前後のころの火事場泥棒的な参戦や、シベリア虜囚、領土問題にサハリン2と、日本ではロシアに対して警戒感、嫌悪感、不信感が根強いけど、ロシアっていうのは民衆レベルだと昔から親日だったんだよなぁ。
欧州で日本理解がある国というと、たいていフランスかロシアが上がる。
理解はしてないけど、なんとなく好き、というと、フィンランドとか、欧州とはいえないかもしれないがトルコなんかもあるけど、ちゃんと理解したうえで親日が多い、というと、ロシア。
ただ不幸なことに、上層部とか軍部とかは「隣国」なので当然敵視政策をとる、強硬手段に出る、信義を踏みにじっても平気、みたいな行動をとったり思想をもったりするけど、基本的には親日
フランスなんかが親日といっても「日本文化」に対してであって、日本人や国家としての日本にはそういう感覚ではないことを思うと、ロシアの意識というのは、白系欧州人としてはちょっと異例なくらい。
もちろん日本人が総主教になることは、上の記事にもあるように、万に一つもないと思うけど、こういうのを見るとロシアと民衆レベルだけではなく、国家レベルででも対等な友好関係になってほしい、と思う。
たぶんワタクシの命のある間には無理だろうとは思うけど。
でも、これ仕掛けてるのは誰なんかなぁ・・・。
2ちゃん関連のまとめを見ている限り、日本国内からではなさそうだし。
ちなみにロシア正教は、東方教会につながる系譜なので、立場上はカトリックと対等。
西方教会以外は、5本山系統とその後裔で植民地みたいに勢力の奪い合いをやったので、かなり立ち位置がはっきりしないのも多いけど、ロシアとコプトカトリックと対等といってもいいと思う。
実際の政治力は比較にならんけどね。(^_^;