火星の月の下で

日記がわり。

オオトカゲの展示

例によってペットネタではないけど、爬虫類両生類はこっちのタグで。
円山動物園:世界最大級「コモドオオトカゲ」公開 札幌
北海道の動物園というと、旭川の動物園があまりに有名だけど、札幌の円山動物園もがんばっています、ということで、なんでもコモドオオトカゲを展示しているらしい。
日本国内ではここだけ、とかで、ちょっと意外な感じ。他でもやってそうなだけに。
爬虫綱・有鱗目では、パイソン、ボアの仲間に、アミメニシキとかアフリカンロックとかアナコンダとか、9mクラスのがいるけど、トカゲ亜目では一応これが最長最大。
口の中で唾液とともに発酵させて毒を作り、大きな動物にはそれを注入することでも知られているけど、毒を生産するわけではない。
トカゲ亜目で毒を生産できるのは、北米のドクトカゲ科の連中だけ。
ということで、デカさとその生体が魅力なわけですが・・・ペアが来たといっても、繁殖まではちょっと無理かな。成功して欲しい、というのはあるけどね。
デカいヤツを見る迫力、というのは確かにあるけど、観賞価値としては、むしろハナブトオオトカゲの方が見たい気はする。
こっちは最大で4mくらいにはなるんだけど、尾の方が長いので、頭胴長、胴の後さ、存在感でいうと、コモドドラゴンの方に軍配があがる。
しかし色彩とかは関しては、断然こちら、ハナブトに軍配が上がると思う。
こっちはコモドドラゴンと違って、手続きさえ踏めば個人でも飼育できたと思うけど、現実問題として個人で飼育するのは限りなく不可能に近いと思うので、こういうのも展示してほしいものであるな。