火星の月の下で

日記がわり。

王位戦・予選表を見て

木村八段が3勝1敗で、初タイトルまであと一歩、というところまできている現在の第50期王位戦
ここから深浦王位の巻き返しなるか、それとも木村新王位の誕生となるか、今月20日〜21日の第5局徳島決戦以降に、というところで、例によっていろいろ棋譜をながめたりしながら楽しんでいたのだが、なにげなく次期第51期の予選表を見ていたら、第7組に面白い取り組みがあった。
予選第7組1回戦:有吉九段vs吉田四段。
これだけならどうということもない、関西ブロックの普通の予選なんだが、これの勝者が2回戦で谷川九段と対局するのである。
うー、谷川-有吉戦、激しく見たいぞ。
もし実現したら、有吉九段の年齢から考えて、たぶん最後の組み合わせになると思われるので、ぜひ見たいところなんだが・・・。
神吉門で関東出身の吉田四段、半端なく強いからなぁ、普通に考えたら、まず無理だろうとは思うし、吉田四段と谷川九段、という組み合わせもたいそう魅力的な組み合わせなんで、そっちもぜひ見てみたい気がするんだが、やはり歴史的対局になるかもしれんので、有吉-谷川戦の方に期待してしまう。
ちょいと調べてみたら、有吉九段と谷川十七世の対局って、2000年の第72期・棋聖戦予選が最後なんだよなぁ。21世紀になって、もう対局はなかったのである。
よしんば実現したとしても、棋譜を見ることができるのはかなり後になってからになりそうだけど、有吉−谷川戦は、ぜひ実現してほしいものですな。