火星の月の下で

日記がわり。

ブラームス・ヴァイオリン奏鳴曲、他

今日の買い物、3点。
ブラームス ヴァイオリン奏鳴曲1番、2番、3番。
Vn:ヨセフ・スーク、Kv:ユリアス・カッチェン。
大昔ラジオで聞いたことはあったが、レコードとしては持っていなかった。安かったので購入。
聞いてみて、まさに真性スークの音だ。この人の音は、プラハのもっとも良い意味での「弦の伝統」というのを感じさせてくれる。
半面、ドイツ的な晦渋さ、メランコリーの深さにはやや欠けるが、音楽性が低いということではないし、メロディの艶が快適なので、じっくり聞いても聞き流しでも、なかなか印象的。
3曲の中は、第1番が良かった。曲としては3番が大好きなんだけどね。(^_^;
ブラームス チェロ奏鳴曲1番、2番。
Vc:ロストロポーヴィッチ、Kv:ルドルフ・ゼルキン
これもFMで録音したのを何度も聞いたことがある。巨匠ロストロの余技、といってしまうにはあまりに深い名演。
ただし、録音のバランスがちょっと悪くて、チェロの音がpianoになると聞き取りにくくなる。特に第1番。
独グラモフォンなのに、なんでだろ。
ブラームスのチェロ奏鳴曲には名盤が多いけど、この盤もその中のひとつにいれていいと思う。1番の方はやや物足りなかったけど、2番の森厳さ、躍動感は、感銘する。
クララ・シューマン クラフィアと室内楽集。ArteNova版。
ピアノ(・・・と表記されているので)は知らない人なので、ちょっと読み方がわかんない。演奏としては普通。
待望のクララの作品集を聞いたわけだが、期待が高すぎたせいか、ロマン派としては普通の印象。ただし、割と好きな方の曲ではある。
初めて聞く曲が大半だったので、1回だけしか聞いてないためかもしれない。もう少し聞き込んでみる予定。