火星の月の下で

日記がわり。

○近代文芸における、魔人たちの肖像画ついて、思うこといくつか

ちょっと最近検索ワードで「コリントの花嫁」なんかが目につき始めたので、それに関して少し。
一応ここは日記ブログなので、一度書いたことについてはあんまり重ねる気が起こらないのだが、来るべき同人集成ののために、近代文芸にあらわれた魔人達の肖像画については、断片でもいいので、書けるときに記録しておこうかな、という気にはときどきなる。
あくまで自分用のメモだが、タグはやはり幻文のところに入れた方がいいのかな。
「試論」とか「覚え書き」みたいなタグを新設してもいいんだが、それだと「▼(メモ)」とどう違うんだ、ということになるので、いささか微妙だね。
ともかく今現在考えているのは、
1.カーミラ以前の吸血鬼。
2.魔女劇。
3.魔少女劇。
4.悪魔博士。
5.狼男と熊皮の男。
6.人形少年、人形少女。
7.占い師。
8.人格化された四大。
9.堕落者、あるいは破戒者。
10.狂える音楽家。、
他にもいろいろあるだろうけど、魔少女劇と、グリム童話以外ほとんど邦語にされていない熊皮の男については、けっこう自分で切り開けるところかな、という気がしなくもないが・・・めんどくさげでもあるな。
自分の読書記録だけを延々と書いていってもいいんだろうけどね、そのあたりは、行き当たりばったりでいこう。日記だし。
ただはっきりさせておきたいこと、それは、扱うのは創作文芸であり、民話、神話、伝承、ノンフィクションなどは極力除外する、ということ。
作家の頭が作り出し、造形していったものにこそ、価値を感じているので。
あと固有名詞をどこまで出したらいいのか。
邦訳点数の少ないものだと、発音をある程度選別しなくてはならないこと、場合によっては決めなくてはいけない、というのも、甚だやっかいだ。
つまり後付けで書き換えられる可能性があるので。原語にしておくのが無難なんだろうけど、けっこう誤記というか、書き間違えることがあるので、それならカタカナ発音にしておいた方が、実は後から間違っていても頭の中で修正がききやすい、といった面もあるし。
あと、検索にかかるのもちょっと嫌だしなぁ。
吸血鬼詩『コリントの花嫁』みたいな超有名作品にしてからが、ネット上では「小説」になっていたり、かなりいいかげんなソースを書いていたりしてるところがあるし。そういうものと並列にされると、かなりいやんな気分。