火星の月の下で

日記がわり。

◎血だまりスケッチ第9話 そんなの、あたしが許さない


さやかが死んでその亡骸が残り・・・
杏子が自爆。

前回もすごかったけど、今回もすごかったですな。
あの終わり方だったので、さやかのエピソードだけになるのか、と思ったら、一気に杏子まで。
しかも、そこに至るプロセスがすごくて、まどかも杏子も、結果的にはまんまとQBの口車に乗せられて、ほとんど自殺的な戦いに追い込まれて、アボーン。
QBの話術、半端じゃねーなー。
途中エントロピーだの熱力学だの、大宇宙の意志だの、SFみたいになってきたときは「おいおい、大丈夫か」と思ったんだが、きっちりと最後は良い仕事をしてくれました、QBさん。
「きみは最凶の魔法少女に、最悪の魔女になれる」
「この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて」・・・親友の悲惨な死に方を伝えられた中学生に、すげーこと言うな。
例によってまた詳細はアニメブログの方にキャプりながら書く予定だけど、とりあえずナマの感想としては、
・良いヤツになると、死ぬ。
・杏子がまじで良いヤツになって、輝く。予定通り、死ぬ。
・QBの恐るべき話術。
・もう、ほむらしか残っていない。
・・・この辺かな。
QBの、結果から見ると血も凍る話術がちびりそうなくらいすごかった。
杏子が「さやかを救い出す方法があるのか?」と聞いてきたときに、
「いやー、ぼくの知る限り、ないね」という言い方をして、杏子に
「その言い方だと、可能性はあるんだな」・・・というミスリードを引き出し、
「ぼくだって全部を知り尽くしているわけじゃないから、断言はできないよ」と言って、杏子にかすかな可能性を抱かせ、そして自爆させる。
ほむらに「できたの?」と訊かれるや
「そんなのできるわけないやん」と、まるで冷笑でもしているかのように平然という、この話術。
間違ったことは言ってないんだよなぁ、しかし相手にかすかな希望を抱かせてのミスリード、もう血も凍る話術とはこのことですな、このあたりが、大いに感動したところ。
これ以外だと、
・杏子「てめー、それでも人間か」→ほむら「もちろん、違うわ」・・・の下りとか、
・タイムストッパーなほむら。
・杏子の悦痴い変身。
・QB先生の熱力学講義。
・QB「これでもうワルプルギスの夜に対抗するスベはなくなった、まどかを魔法少女にする以外は」
てあたりかなぁ。。。
前回同様の感動だったので、もう一度見てから、アニメブログの方に書く。