火星の月の下で

日記がわり。

◎2011日本オタク大賞

本オタク大賞2011
今年もおっさんくさいラインナップ、加齢臭漂うオタク大賞になりました。
とはいえ、去年、一昨年よりは幾分ましかな、大賞作品は例年通りな気がするけど。
毎年書いてるような気がするけど、オタクの2大源流といっていい、美少女ゲーム(えろげ含む)とアニメ(美少女アニメ含む)が、ほとんど考慮されていない、というのが、実に痛々しいラインナップになっている。
もっとも、申し分けて程度に『けいおん映画版』とか『サンシャイン』『まどか☆マギカ』『アイマス』の名は上がっているようだけど、たぶんこいつら、あんまり理解できてなさそうだしな。
なんかもう「ウケ」狙いだけでやってる感が相当強いし。
これ、普通のサブカル大賞とかなんでもいいんだけど、そういった別の名前だとそんなに違和感ないのに「オタク」ってつけられるから、違和感がバリバリ出るんだよなぁ。
もっとネガティブなもの、もっと反社会的なものを取り込んでいかないと、元来気味の悪いシロモノだった「オタク」の名前にあってないようにも思うんだが・・・。
いまや、アニメ、ゲームとともに、オタク源流・第3、第4の極になりつつある、ライトノベル、ネットゲームとかっていうのが、まったくあがってない、というのも「イタタタタ」感は相当あるし。
それにしても、ジョブズにレベル5ねぇ。(^_^;
まぁ、スポンサーもついているだろうからエロゲを上げることはできないだろうし、「オタク」という名前もずいぶんライトかつファッショナブルっていうか、リア充御用達の、体制側用語になってきつつあるので、仕方ないかなとは思うんだけどね。
ただ、ここまで老人くさいセレクトになってくると、痛々しいというか、脱力感が漂ってくることこの上ないな。