火星の月の下で

日記がわり。

ひふみん、通算勝利数2位目前

掲示板で見て知ったのだが、加藤一二三九段が4月5日の棋王戦予選で宮田六段に勝ち、通算勝利数を1307勝として、中原永世十段の1308勝にあと1勝と迫ったらしい。
通算勝利数第1位は言わずと知れた大山十五世で1433勝という、バケモノじみた数字なのだが、長らく第2位は中原永世十段だった。
それが、中原が病気のため引退してしまってからは、加藤一二三、谷川(1210勝@04/18時点)、羽生(1178勝@04/18時点)といったあたりに猛追されて、この3人にはたぶん抜かるだろう、というのはあったけど、その一人、いよいよ加藤九段があと1勝までに迫ってきた、ということらしい。
加藤九段も70を越えてそうとうの高齢になってしまったけど、まだC1だし、少なくともこの記録だけは乗り越えるだろう。
大山十五世まではちょっと届かないと思うし、歴代2位になっても、羽生、谷川には抜かれるだろうとは思うものの、それでもなかなかに凄いことであるな。
通算記録だと、次の1000勝が誰か、というのも興味深くて、現時点で1000勝達成者は、大山、中原、加藤一二三、谷川、羽生、内藤、米長、有吉の8人だが、数字だけを見るとこれに次ぐのが桐山九段の947勝(04/18時点)。
しかし次の達成者ということになると、佐藤康光王将(885勝@04/18時点)かな、という気がする。
続いて、森内名人の810勝(04/18時点)・・・こちらもひょっとすると桐山九段よりも早いかもしれない。
800勝以上の棋士としてはあともう一人、森鶏二九段(829勝@04/18時点)もいるが、届くかどうか、ギリギリって感じかな。