火星の月の下で

日記がわり。

本日、第59回奨励会三段リーグ戦最終日

以前書いたように今期の三段リーグには女性が2人、という話題性も加えて、13歳の藤井三段が参加していることでも注目だったのだが、全18局のうち16局を消化してその藤井三段が12勝4敗で単独首位。
なんと、自力昇級の目があるのだ。
ただし一期目なので順位が低いこともあり最終日には2連勝がほぼ必須で(若干の例外もあるが、1日に2局消化する)1勝1敗でも数字的には昇段できるけど、かなり厳しいだろう。
しかし・・・なんかいっちゃいそうなんだよなぁ、今日はこれが気になって何やってもまったく手が着かない。
13歳(学年としては中2)で昇段すれば加藤一二三九段の歴代最年少を更新するとんでもない記録。
中学生のうちに四段昇段を決めた棋士は過去に3人いるが*1そのうち中学2年で四段になったのは谷川十七世ただ一人。谷川さんは中学生で順位戦に参加した棋士で、それ以来の「中学生で順位戦に参加する棋士」になる。
以前こんなことを書いたあと少し調べてみたら、加藤九段は一月生まれの早生まれだったため、四段になったのは中3になってからだが特例として中3で4月の途中参加という形になったらしい・・・この辺ネットでしか調べてないので、もう少しちゃんと調べたいと思っている。
ちなみに羽生十九世は中3になってからの四段なので、順位戦参加は高1から。

*1:渡辺竜王は中学卒業時の記録なので、ここには含めない。従って、加藤、谷川、羽生の3人。