火星の月の下で

日記がわり。

○高等教育って罪だよな

twitterで非常に不快な思いをいろいろとしたので、こっちでつぶやいてみる。
アニメやラノベジュブナイルもので非常に大きな勢力を持つと思われる(統計とったわけではないのでこういう書き方)高校生ヒロイン。
だいたい年齢にして15〜18、というところだと思うが、社会性とか文化性とか、そういうのをまったく抜きにして見ると生物的生殖年齢である。
しかし、現実にはこの年齢では繁殖が難しい。
難しいどころか15歳だと現行の法律では違法ということになり、社会的な禁忌となっている。
もちろん、前提である「社会性、文化性を抜きにして考えると」ということに現実性が薄いのでしかたないにせよ、抑圧を受けてしまうのは確かなことよのう。
条件付きではあるが法的に認められている16〜18という年齢幅にしても、かなり困難な時勢になっている。
恋に悩み悶々とする女子高生、というのは、絵面としては美しいときもあろうし、創作品の素材になることも多いだろうけど、これを抑圧している社会的要因、ということに踏み込んでいくケースというのは、最近はめっきり少なくなった。
主因とまでは言わないが、その大きな要素であろう学校制度、これの重圧も相当あるんだろう。
そう考えてみると、義務教育以上の高等教育、というのは罪なものよのう、と思ってしまう。
もちろん高校教育の側だけに原因があのではなく、高等教育を受けていないと社会的に認可されない社会制度とか風潮の方に問題があるんだろうけど、現場近くで、猫も杓子もとりあえず高校だけは入っとけみたいな風潮を見ていると、ゆがみのようなものを感じるね。
日本が資源も少ないのに産業的に世界と伍してこられたのは、こういった強引と言ってもいい高校教育の重圧があったからだろうと思うし、高校教育そのものを批判する気はさらさらないのだが、競争をさせて優秀な子供をさらに引き上げるというのであれば、競争に敗れた者でもそれなりに生きていける社会であってほしかった、とは少し思う。
中学を卒業したら働きに出て、大卒ほどには良い給料でなくてもカラダを壊すようなひどい仕事ではなく、最低限の生活はできて、数年したら20前に結婚して子供を産んで、というライフプラン。
そして区別はされても差別はされない社会・・・書いてて無理だな、とは思うものの、そういう可能性も少しあれば、なんて思ってしまう。
大京大国立医学部なんてところを現役で突破していく学生を指導したこともあれば、それこそ最底辺公立高校の授業についていくのに四苦八苦している高校生を指導したこともある。
人間には向き不向きというのは確かにある。
勉強という面だけで見れば、怠けてたからそうなる、と言ってしまうのはたやすいし、確かにそういう一面もあるだろうし、高学歴の側から見れば「遊んでいるだけ」に見えなくもないだろうけど、違う面に才能を見せていた子もたくさんいた、というか、たいていはなんらかの才能を持っていた。
そういうのに気づくと、学歴という物差ししかないのは、悲しいことだな、と思ってしまったりもするのだ。
話が横道になっちゃったけど、ハイティーンの女の子が普通に子供を産めて、そして社会的に抑圧されることなく普通に生きていける社会になったらなぁ、という夢想である。
いつものごとく支離滅裂だが、ここは基本的に日記なので、特に手直しもせず記録しておく。
冬コミ前で、少し思考が錯乱しているので。(笑)