火星の月の下で

日記がわり。

○奈良では絶対にできない勇気ある行動

ネットで「不審者」狂想曲 夜道で泣く女児を保護はNG?

きっかけとなったのは、ある男性が8日にツイッターへ投稿した「体験談」だった。
それによると、男性は前日の午後8時ごろ、小学1、2年生ぐらいの女の子が住宅街を泣きながら1人で歩いているのを目撃。
迷子と思い声をかけようとしたものの、不審者扱いを危惧して思いとどまり、代わりに110番通報した。
応答した担当者から最寄りの交番まで女児を送り届けるよう頼まれたが、誤認逮捕などのトラブルに巻き込まれるリスクが皆無ではないと考えて断り、早く警察官が来るようにと促してその場を立ち去った、という内容だ。

これ、twitterで出た直後、まとめサイトで取り上げられてたのを読んだけど、ついに新聞にまで載ってしまったのだが、こういうのを見てると既に新聞がニュースの送り手として「遅すぎる」のを痛感してしまう。
さて問題のニュース、これって数年前、声かけ事案が登場した頃から言われてたことだったが、ああいうのを見ると「善意が徒になる」のは容易に想像がつくので「たとえ重傷でうめいていても絶対にかかわってはいけない」と思うのが普通でしょ。
ちなみに奈良県には全国でもトップランクの厳しい声かけ禁止条例みたいなのがあるので、私などは通報どころか近くにいたくもない、というのが実感だし、電車内では極力女性の近くは(年齢にかかわらず)近寄らない努力はしている。
大阪や東京みたいな殺人ラッシュはないので、一応それができる程度ではあるので。
元記事がtwitterなので、はたしてこの内容が本当かどうか、というのは確認できないが、仮に狂言だったとしても現在の日本ではかなりの確率でありえることだし、まきこまれる可能性もある。
小学生が夜遅くまで塾に行っているのは極めて普通のことになりつつあるし、こういう状況にでくわす可能性はものすごくある、というか、実際夜中の22時頃、転んで泣きそうになりつつもがんばって駅の構内へきえていってた小学生、なんてのは普通に見るしね。
そういや高校生の頃、家の前で転んで膝小僧をすりむいて泣いている女の子(たぶん小学校低学年)がいたので、おんぶして家まで連れて行ったことがあった。
もう40年近い昔のことだけど、今だったら確実にこれの対象になってくるんだろうな。