火星の月の下で

日記がわり。

○阪急ブレーブス黄金の歴史1936-1988

通販にて購入。
3年前のムック本なのだけど、ベースボールマガジン社の手になるモノだけに、写真等、資料集としてもかなり優秀。
特に、散逸の激しい1リーグ時代の写真が残されているのはけっこう貴重。
インタヴューも山田、福本、加藤、長池を巻頭に、だいたい70年代黄金時代を主として載せられていて、この手のムックとしてはかなり充実している。
ブレーブスの歴史を書くのであれば、創生期の頃と、黄金時代を迎えた70年代が主となるのは当然なのだが、ワタクシ個人の思い入れとしては「灰色」と言われた60年代の方が懐かしい。
とにかく打てないチームだったブレーブス、だがその中にあって、梶本、米田、足立、石井(茂)の4本柱を主とした投手陣は偉容といっていい布陣で、当時同じように打てないチームだったタイガースも村山、小山、バッキーという投手陣がいたが、ブレーブスの方が上だよなぁ、と思ったものだった。
だがタイガースは2回優勝し(1962と1964)ブレーブスは2位(1964)が最高(当時)だったので、投手陣で勝っていたームとしてはタイガースの方にインパクトがあった。
そこに西本監督が来て、いろんなドラマを孕みながら初優勝(1967)。
このあたりは子供の頃の記憶としてしっかり刻み込まれている。
そういった懐かしさも感じながらの購読で、この手の記録集はそれほど多く持っているわけでもないので、機会があれば今後も揃えていきたいものであるな。
幸いにもここ数年、こういった昭和の頃のプロ野球のムック本がいくつか出てきているようだし。