火星の月の下で

日記がわり。

○100年定期、大正104年(2015年)に満期

旧新潟貯蓄銀行の100年定期預金(年利6%)が満期を迎える。
第四銀:100年定期満期に 旧新潟貯蓄銀が大正4年募集(元記事)

満期日「大正104年」−−。
 旧新潟貯蓄銀行(1944年に第四銀行と合併)が100年前に募集した超長期型の100年定期預金が今年、満期を迎えた。
第四銀行には今年に入り、先祖から預金証書を受け継いだという市民から「どうしたらいいのか分からない」などの問い合わせが数件あったという。
第四銀行広報室の職員は「当行でも100年定期を知る人は少ない。代々伝わっていることに驚いた」と話している。

・・・すごい話や。(^_^;

同行によると、新潟貯蓄銀行が1915年(大正4年)、大正天皇のご即位大礼を記念し、5-100年の長期定期預金を募集した。
100年定期は年利6%で1年複利だったという。
当時の銀行員や国家公務員の初任給は40-50円程度。
1円を預けると、満期には339円30銭になっている計算で、子孫に一財産を残そうと申し込んだ人もいたとみられる。

なーんとなく状況が見えてくる感じですな。
当然100年後に自分はもういない。
しかし子孫、おそらくまだ生まれてもいない、顔も知らない子孫のために財産を残してやろうという気持ち、優しいような、切ないような、悲しいような、いろんな気持ちが伝わってくる感じであるな。
それにしても当時だから、というのもあるんだろうけど、現在ならこんな長期の定期預金というのは法的に可能なのだろうか。
預金金利はインフレに負ける・・・これを地でいってるようなところもありますな。