火星の月の下で

日記がわり。

超絶サムライ画の描き方

平田弘史 超絶サムライ画の描き方』を購入、寝っころがりなから読む。
Amazonの書評で「コマの解説に近い」みたいなのがあったので、むしろ研究本みたな感じかと思っていたが、それほどとっつきにくいわけではなく、丁寧にコマの意図、演出の方針なんかも見せてくれていて面白かった。
しかし「描き方」とは銘打っていても、具体的にどうデッサンしたりパースをとったり、なんてのはそれほどなくて(まったくないわけではない)むしろどういう意図、哲学でもって画面を作り、構成していくか、が丹念に語られている。部分的には資料集としても使えそうだ。
その意味では「画の描き方」というより「マンガ画面の心構え」みたいな印象かな。