火星の月の下で

日記がわり。

○新聞の宅配購読をやめた

もう我慢の限界だったので、この9月から新聞の購読をやめた。
何度か書いてるが、購読していたのはM日新聞で、昭和40年代初頭から購読していたので半世紀以上は購読してきた。
今のM日新聞しか知らない人には信じられないかもしれないが、西山事件みたいなのもあったけど倒産前まではほんとに良い記事の多かった新聞だったのですよ。
Y売新聞みたいな総会屋よりの社会系893新聞でもなく、A日新聞みたいな売国極左の基○害新聞でもなく、適度に中庸で左右の意見をくまなく汲み上げていた新聞だったのだ。
もちろんつきあいで地元の地方新聞を購読してたいた時期もあったし、教育系勤務だった関係で会社には大手5紙の他、全国主要地方紙なんかもあったので、そこそこ比較もできた。
昔は「プロ野球の報道の仕方しか違わない」なんて言われたこともあったけど、読み比べができる環境におかれてみるとそれなりに違いとか個性なんかもわかってきた。
しかし、90年代頃を境に(体感的主観だが)偏向報道が目につくというか、鼻につくようになってきた。
それが頂点に達したのが、2007年正月のアレだったわけだが、将棋好き、棋譜愛好家としてはM日紙の順位戦記事は実に貴重だったので、それがあるためになかなかふみきれなかった。
この順位戦記事に関しては今でも少し未練がある。しかし未練としては、ほんとにそれだけ。
ここ3〜4年は順位戦の記事だけ切り抜いて、それで終了状態。
たまに暇つぶし程度にパラパラ見ることはあったけど、政治欄、社会面、外信部、ほぼ例外なく偏向記事のオンパレード。
春先には「志位るズ賞賛記事」なんかが一面に載ってたりして、もう購読していることそれ自体が犯罪を犯しているような気分にさせられてしまった。
ものごころついてから初めて、朝になっても郵便受けに朝刊の入っていない朝を体験しているわけだが、その結果どうなったか。
・・・全然変わらない。(笑)
もう少しあとになると寂しさを感じるのかもしれないが、2日経ってみて「やめても全然変わらない毎朝」というのが現時点での気持ち。情報そのものはもう完全にネットに移行していたし。
ただ、地方新聞はいくつか読み比べてみたいな、という気もするのだが・・・それも8割くらいまではネットで補完できるかな。