火星の月の下で

日記がわり。

第61期王位戦、第一局。

第一局、先手・藤井七段の先勝。
昨日の初日の段階で、かなり差が開いていたような印象だったのだが、専門家はどう見ているのだろうか、これからプロ棋士の方々のコメントを探してこようと思う。
ぶっ通しで見ていたわけではないが、Abemaで中継やってたのを見ていて、二日目はもうどんどん差が開いていく一方みたいな展開。
千駄ヶ谷の受け師がここまで一方的にやられたのって・・・ちょっと記憶にないなぁ。
必敗、敗勢になっても、なんとか手を繰り出して一手違いにまで、あわよくば小さなミスでもあればひっくり返してしまう、というのが木村王位の印象で、かつて「受ける青春」とまで言われた中村修・元王将とはかなり異質の受け将棋という印象だったので、ここまで何もさせてもらえない、かろうじて素人目にもわかる形作りしかさせてもらえなかった、というのは、私が過去並べた限りではなかった、初めての体験。
木村王位の終盤はそれだけ難しいので、それほど数多く並べたわけではないのだが・・・。

しかし当然第二局では立て直してくるだろうし、何より木村王位の先手番になるので、これであっさり藤井王位誕生か、となるかどうかはわからないけど、素人感想としては「藤井七段がめちゃくちゃ強かった」というところ。