火星の月の下で

日記がわり。

激しく進行する少子化に、想う

出生数が80万を切り、男性の生涯未婚率が20%を超えて留まるところを知らず、人口縮退の道を猛スピードでまっしぐらの現代日本だけど、それと比例するかのように、サブカル界で燃え上がる、百合スキーの嵐。
やっぱりなんか関係あるのかね。
サブカルにおける百合嗜好は、それこそバブルの頃から(たぶんもっとそれ以前から)あったけど、昨今のブームはもはや隠そうという気配が見えない。
いままで少子化について、経済面、社会面、婚活事情等からいろんな説明があったけど、たぶん原因ではないにせよ、かなりの関連性があるんだろうなぁ、と思えてくる昨今の流行具合。
とはいえサブカル以外の、一般市民層への浸透というか露出はそこまでではないけど、時間の問題のような気もする。

ところで百合スキーって、圧倒的に男の方が多そうな印象なんだけど、女子サブカルの世界ではどの程度浸透してるんだろ。
一定数はいると思うけど、男視点で見ている世界とは当然違うんだろうし。
BLを喜んでみているサブカル男子層とは質も量も全然違うように思うのだけど、こういった経済、社会面以外のアプローチってあんまり見たことがないので、少子化とどういう関係性が描けているのか、少し気になっているところ。
もちろんまったく何の関係性もない、という結論もあるかもしれんけど、その辺の理屈というか理論過程が、どうも頭に入ってこない。
ただ、関連性があるとしても、そのことが少子化、非婚化の原因、もしくは結果、と解釈されてしまうのには、少なからず抵抗がある。
あまりに即物的だからね。